2018年04月01日(日)

『当たる』ということ

私個人は、『当たる』『外れる』という観点で占いはしていないのですが

世間一般的には占いにおいて、『当たる』『外れる』は大きな関心事なんですよね。

以前にもお話した通り、占いの結果はそこにチャンスがあるということで

それにたいして努力をすれば占い通りの結果に成り得る可能性があるということ

要するに『外れる』というのはチャンスを逃していたり、本人の努力不足ということ

 

ただ、自分の行動面や努力以外の出来事である場合は、その範疇ではありませんね。

例えば、いつ子供が産れるか?という疑問があったとしましょう。

よく十月十日と言いますよね。

これは『一般常識』という知識があればわかることでしょう。

でもこれだけでは、ざっくりとした期間でありであり、「たぶん何月くらいに出産」

しかわからないかもしれませんね。

そこに月の満ち欠け、海の満潮干潮の日時を加えてみたらどうでしょう。

そうすれば「何月」という期間のなかでも、ある程度の日数が絞り込めて来ませんか?

さらに決定的な事を言えば、医学的知識、産婦人科的知識があれば

その予定日は、ほぼ確定的になってくることでしょう。

 

『ほぼ』

 

です。

 

いくら名医と呼ばれる人の見た手でも、出産予定日が数日前後することなど

ざらにありますし、容体が急変し帝王切開なんてこともありますよね。

 

知識を増やしていけば、出産日の誤差を『0』に近づけることはできますが

完全に『0』にすることはできません。

勿論この知識のなかに『占い』というものを含めてもです。

 

占い師を目指すのであれば、占いの技術や話術も必要ですが

物事を多方向から見れる占い以外の幅広い知識が必要なってきます。

これは『占い師を目指す』特殊な人ではなくても言えることかもしれません。

この世の中をうまく渡っていきたいという気持ちがあるならば同じことですよね。

常にいろんなことに関心をもち、視野を広げ、調べ気づき学び

それがホントに正しいのか自問自答を繰り返すこと

 

”永遠に生きるかのように学び 明日死ぬかのように生きよ”

ガンジー先生もこのような言葉を残しています。

 

ただ、誤差ゼロの世間や生き方ってのは窮屈そうですけどね

 

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