2019年08月31日(土)

螺旋の続きに

恋愛をする上で、続いていくも、終わっていくのも常の事

続いていくことは仕合せなこと

終わっていくことは辛いこと

いや、一言では言えない事かもしれません。

そして、言うほど簡単な事ではないことなのでしょう。

 

今の日本は、死が遠く、生も性も安くなりました。

当然、恋愛も格安になったと思います。

その分、結婚は遠のきましたね。

 

死が遠いということは良い事でしょう。

70年以上戦争はなく、平和で医療の発達も世界トップクラス

長寿大国とまで言われる日本ですからね。

死が遠いというのは、死を感じにくくなったという事です。

死が遠のくと生が希薄になります。

その結果、生きる上での本能である恋愛も性も低くなり、貴重なものではなくなりました。

出会いなんてスマホを開けばいくらでもある時代です。

妥協せず相手を探せばよいわけですから、多様性は増し結婚は遅くなる一方です。

それに拍車をかけているのが税金の高騰と不景気と収入格差と・・・

 

恋愛をする上で、結婚をする上で、子供をつくる上で

私達の前には問題が山積みです。

 

でもね

そんな環境の中で、恋愛を始めたのは誰ですか?

誰かに強制されて、その人と恋愛を始めたのですか?

 

責任は貴方と貴方の相手、お二人にあります。

一旦始めたのであれば、責任もって続けなさい。

一旦始めたのであれば、責任もって終わらせなさい。

面倒だからと言って、自然消滅を待つなんて最悪です。

そんなことを続けていたら

次の恋愛はもっと低い相手で、もっと低レベルな恋愛になっていくことでしょう。

 

逆に別れても、また元に戻るという復縁を繰り返す人たちもいます。

現在日本では、一旦別れても約50%のカップルが復縁しているのだそうです。

 

その復縁を果たした二人は、以前よりも仕合せになる傾向が高いと言わています。

一旦別れたということは、喧嘩やトラブルがあったということですよね。

でもそこから復縁するということは、喧嘩やトラブルを乗り越えるほどの

大きな愛が発生したという事です。

 

問題を乗り越えた二人は、より強い絆で結ばれ恋愛自体の質も濃く高いものになるのでしょう。

 

恋愛に明確は終わりはありません。

二人が『終わり』と思えば、その場で終了。

でも例え、一人でも『まだまだ・・・』『もう一度・・・』という気持ちさえあれば

それは続いていくものです。

 

簡単に終わらせて、自分の恋愛を下げていくのか

人間臭く、泥臭く、向き合って自分の恋愛を上げていくのか

恋愛や結婚をする上で世間や経済的に問題山積みの日本であるからこそ

恋愛をする人は、より一層人を愛する重みを知るべきだと思います。

そしてお互い、もっと丁寧に向き合っていきましょう。

 

恋せよ乙女

 

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