2020年07月21日(火)

生きていく人の為に

本日の話題は・・・

大体、皆さん予想が付きますよね。

 

そう、ウナギのお話・・・という平和的なものではなく

例の彼のお話

 

彼の生まれた暦から見ると、確かに18日は彼に何か起きてもおかしくない日でした。

何かって言っても、矢張り不幸的な何かなんですがね。

ほんの些細なことではあったんですがね。

 

シーソーの上に乗っていた鉄球が、シーソーの支点を少しだけ超えてしまったんです。

ほんの少しだったんですよ。

でもシーソーは逆側に傾き、それとともに鉄球は一気に加速して、向こう側に滑り落ちて行ってしまった。

 

 

それにしても、メディアは彼に対してイイ事しか言いませんね。

死んでいった者に対して、悪いことを言うのはどうかと思いますが

彼は少なくとも罪を犯したわけですからね。

「お疲れ様」「よく頑張ったね」というねぎらう言葉は必要かもしれませんが

それだけではダメですよね。

それでは自殺が正当化されたり美しいようなものに映ってしまう。

法律や憲法的には、自殺は限りなく黒に近いグレーであり

あきらかな犯罪や違法行為だといっている専門家や弁護士さんたちもいます。

 

今回は『首を吊る』という自殺的行為はあったとしても、確実に自殺であると断言できない状況なのと

遺書的なものが発見されているが、いつ書かれたものかが分からない以上

今回の死と遺書を結びつけることができないことから、自殺でわなく違法性があるとは言えない。

今回の場合は事故死扱いであり、自殺体ではなく変死体扱いで処理されていますからね。

 

要約(言い訳)するのであれば彼は俳優ですからね。

首吊り自殺役の演技練習をしていて、間違えて首吊り状態となってしまった。

という形で処理されています。

 

国や検察や警察がどう処理しようが、これは明らかに自殺ですよ。

そして極めてグレーであり、どちらかと言えばギリアウト!!

 

だって、彼の死により、実際に会社が学校に通えなくなってしまった人たち

強いショックや心に傷を負った人たちがいます。

それだけではありません。

後追い・・・という方が何人もおられます。

 

彼にとっては、現状が辛かったのでしょう。

文字通り死んでしまうくらい辛かったのでしょう。

でも彼は芸能人であり、メディアの人間であり、人気ありきの商売なんです。

苦しいところから逃げることが悪いとは言いませんが

何もかも見捨てて、ほっぽりだしで自分本位で逃げた結果、周りにどんな影響がでるのか?

業界関係者だけではない、不幸なファンを何人も生み出す結果にならないか?

 

なぜ、そこに気づけなかったのか?

気づけないくらい、疲弊していたのか?

だからと言ってファンありきの人気商売なのに、それを忘れたり気づけなくなるというのは一体・・・

 

一体何なのでしょうね。

それは覚悟が足らなかったということでしょう。

 

自分は芸能人になる。人気者になる。有名になる。

多くの人の注目を浴びる、応援してくれる人、ファンがいるから、仕事ももらえる。

他人に与える影響力でお金を稼ぐ商売なんだ

注目を失えば、ファンが減れば、それで終わりの厳しい商売なんだ

そこの覚悟があれば、今回の自分本位の逃げ方にはならなかっただろう

 

なぜ、覚悟が足らなかったのだろう?

 

それは彼が4歳という年齢から子役デビューしているからです。

4歳という年齢で自覚も覚悟もあったもんじゃないですよね。

親の言うまま、周りの言うまま、やれば皆が喜んでくれる。

物心がついたころには、すでにファンがいた。

そこで、ファンのありがたさに全く気付かなかったわけではないだろう。

 

ただ、『始め』の覚悟が足らなかった

覚悟を自覚できる年齢ではなかった

 

三つ子の魂百まで

彼もまた被害者なのでしょう。

 

私は、彼のこの一連の行動をすべて肯定してあげることはしない。

彼自身に弱さや落ち度も十分にあるから

でも言います。

 

こんな腐った世の中で、よく頑張りましたね。

逃げた先で、ゆっくりしなさい。

ゆっくり考えなさい。

ゆっくり反省しなさい。

 

そして、またいつか会いましょう。

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