2020年11月22日(日)

感性の変換

私、はその昔、某三菱自動車で正規社員として真っ当(?)な人生を歩んでおりました。

『真っ当』と言いますが、現在の職業と比べればということでアハ

気力なし、居てなんぼ、手抜き、さぼり、技術なし、ミスばかり、堕落の給料泥棒

もちろん出世欲のカケラもありませんでした。

 

 

結局、親のコネクションとエゴイズムで試験もなしに強引に入れられた会社でしたからね。

挙句に親の夢であったらしい、超エリート集団の職場に配属させられ

そんな、はなからヤル気も気力もない社員の行く末がどうなるのかなんて、目に見えていたのかもしれません。

毎朝、起きると「今日はどうやってサボろうか」と考える日々でしたからね。

毎日違う仕事内容で、出張も多いし、社内でも機密とされる部分まで自由に出入りできましたからね。

サボれる部分はいくらでもあるわけです。

 

そんなエリート集団ですが、私と同じ考えの人は居ましたし

当然ながら真面目に技術向上を目指す人もいれば

三流企業のなかでも技術より出世という人もいましたね。

 

で出世至上主義の先輩からよく言われたのが、「出世したければゴルフをやれ」でした。

要するに上司との『接待ゴルフ』というヤツです。

 

私は仕事にも興味がなかったですが、出世はもちろんゴルフにも接待にも興味はありませんでした。

出世を目標としていないメンバーも「ゴルフの何が楽しいんだ?」「そこまでして出世したいか」という言葉はよく聞いていました。

私は、この会社で何がしたかったのでしょうかね?

今考えてもわかりません。

 

上記から『ゴルフ』という部分をピックアップするのなら

ざっくり言うと、数種類のクラブを使いボールを打ち、より少ない打数でホールに入れる競技なわけです。

これを「面白い」「楽しい」と休日も家族もそっちのけでやる人がいれば

逆に「ゴルフの何が楽しいんだ?」「大金をはたいてまでやることか?」という人もいますね。

 

この両者の何が違うのでしょう?

当然ながらゴルフのルールは両者ともに共通です。

ゴルフのルール自体を「楽しい」と思う人もいるでしょうが

それ以外で言うと『ゴルフのルール』そのものが楽しさを左右させているものではありません。

 

大事なことは『ゴルフ』の先に何があるか?なんです。

私の居た組織では、ゴルフの先に『出世』があったわけですね。

『ゴルフ』→『出世』→『地位やお金』さらにその先には自身や家族の幸せや贅沢などね。

それに引き換え『出世』を目指していないメンバーにとっては

ゴルフの先に繋がるものがない、ゴルフをする意味がない。

意味のないことに、なかなかヤル気はでないですよね。

接待ゴルフではなく、趣味でゴルフをする人、プロを目指す人、それぞれにゴルフの先に目指すものがあるはずです。

 

何かをしたいと考え、ヤル気を出したい、成功させたい、成果をだしたいと考えるのであれば

無暗に努力をするのではなく、その先に何があるのか?目指すものを明確にすることが大事なのでしょう。

 

私の場合、ゴルフの先に何があるのか・・・

否!!

三菱のエリート集団に所属した先に何があるのか?

それを見つけることができれば、また違う未来があったのかもしれません。

気づくのが遅かったのか・・・

 

それも、否!!

 

今の『占い師』という職業が楽しすぎるから

お給料は三菱にいた時よりも遥かに低い、でも占いをしてお客さんと向き合っている瞬間が楽しい

占いの先にあるモノが今は明確に見えているから、だから楽しい

その『先にあるモノ』ってのが「善意の心」でも「人助け」でもないんだけどねウヒヒ

 

皆さんも今やっていることに躓いた時「手段」と「目的」をもう一度見直してみましょう。

きっとこれも陰陽の関係ですからね♪

 

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