上巳の節句
本日は上巳の節句であり雛祭りですね♪
これまた諸説ありまして、起源は不明であります。
一説によれば、皇居を模したおままごとから
健康と厄払いを願った上巳の節句が始まりとされています。
やがて江戸時代に入り、人形(形代)に穢れを移し
川から海(地獄)に流すことにより災厄を祓う
流し雛に繋がっていきます。
また当時は3月3日も5月5日も子供のための節句であり
女の子の節句、男の子の節句という区別はなかったそうです。
それが時代が進むにつれて菖蒲の節句は(尚武)にかけて
男の子の節句となり、その代わりに上巳の節句は桃の節句として
女の子の節句になったそうです。
いろいろ、歴史を見ていくと時代ごとにお祭りも変化していくもので
なかなか面白いですね。
ちなみに、お内裏様とお雛様と言いますが、これは間違いです。
男雛、女雛が正式であり、どちらもお内裏様と言います。
これはサトウハチロー氏の「うれしいひなまつり」の歌詞の中で
「お内裏さぁ~まと お雛様~♪」と歌ってしまったことにより
間違って広まったもので、その後間違っていたことに気づいた
サトウハチローは一生このことを悔いたそうです。
その悔いもむなしく世間の常識として、間違った呼び方が
広まってしまったわけですが…
この歌が流れることが多いこの時期、彼は天国でどんな思いで
自分の歌を聴いているのでしょうね。
自分だったら三途の川に投身自殺しているかもしれません。
この歌を聴いていて私の場合、まったく関係ない話ですが
「ふ~たり並んで すまし顔~♪」の歌詞が
「ふ~たり並んで スガシカオ~♪」に聞こえてしまう病です。
外を歩いているときに、聞こえてくると
ひとりで「クスッ」と笑ってしまいます。
くだらない締めで申し訳ありません;