10年後(ウイルス編)
「10年後には、コロナウイルスは普通の風邪程度になっています」(ドヤ顔
なんだか「俺は知ってるぜ」的に米研究チームが先日発表していましたね。
そんなの、この人たちに言われなくても皆知っていることですよね?
この米研究チームって何をしてるところなんでしょうね。
もう少し先進的な研究をしてほしいものです。
ウイルスは生命です。
他の生命に寄生するか、条件が整った限定的な場所でしか生きていけません。
自分がウイルスだったら、何に寄生したいと思いますか?
この世で一番繁栄し、一番強い生物のひとつが『人間』です。
不安定で絶滅してしまうかもしれない生物に寄生するよりも
安定していて、今後も増え続けていくだろう人間に寄生したいと考えるのは当然の事です。
ただし、ウイルスが持つ毒性が寄生した人間を殺したり、ましてや滅ぼしてしまったら
これは生物として本末転倒ですね。
ですからウイルスが何故、変異体を作るかというと
人間が作り出す抗ウイルス薬に抵抗する為と
繁殖力や感染力を高める為と
人間が死なないように毒素を弱める為です。
過去にも「スペイン風邪」という致死率の高い風邪がありましたね。
現代でいうインフルエンザです。
世界に広がりましたが、毒性はおさまりましたね。
インフルエンザで毎年多くの人がお亡くなりになっていますが
社会経済に影響を与えたり、人類の存続を脅かすほどのモノではありませんよね。
ですから、今回のニュースでも基礎的なウイルス学を知っている人や
歴史に少し詳しい(高校生レベル?)人ならば、大体知っていたり予測はつくものなのにねアハハ
そんな10年後のウイルスことよりも
10年後といえばムーンショットの方が心配ですね。