2022年02月11日(金)

やれば・・・

楽曲『天と地と』が流れ始め

4回転半ジャンプへの滑走に入る

飛ぶ瞬間、綺麗な回転、着氷・・・転倒

 

今年一番の感動で泣けてきました。

 

演技後のインタビューで彼は言いました。

「今までで一番頑張ったと思います」

「でもその努力は無駄だったかもしれません」

 

前回のオリンピックから、彼は4回転半に執着し練習してきました。

しかし飛べませんでした。

結果がすべての世の中です。

「やれば出来る」なんてことはありません。

無理なものは、どうあがいても無理なのです。

 

宇野君が言っていましたね。

「僕には怖くて飛べません」

羽生君本人も言っていました。

「ここ数週間、体を氷に叩きつけるようなジャンプをしています」と

そんな命がけの練習を4年間・・・

 

結果、認定はされたものの失敗

 

「努力は無駄だったのかもしれない」とても重い言葉です。

そんなこと4回転半を飛ぼうと思ったときに出ていた答えじゃないのでしょうか?

もしかしたら飛べないかもしれない

飛べたとしても、次のオリンピックに間に合わないかもしれない

自問自答を繰り返しながら、着氷できないジャンプを繰り返し

きっと何度も『諦めよう』と思ったことだろう

オリンピックだって、4回転半を諦めれば・・・と脳をよぎったかもしれない

 

でも、彼は辞めなかった。

宣言通りにオリンピックの大舞台でも果敢にチャレンジした。

 

その後にでた言葉「努力は無駄だったかもしれない」

この一言に籠った4年間という時間

いや、そこには競技人生という考えも含まれてくるかもしれない

 

 

去年の12月、公式の演技の中で初めて4回転半のジャンプを見せたとき

そして、今回のオリンピックで見せた4回転半のジャンプ

 

素人でもわかるくらいに、そのジャンプは変化し成長し洗練されてきたいる。

やれば伸びる!!

そして、彼は「やれば伸びる」を「やれば出来る」に変えていくことだろう。

もしか、今回のオリンピックで4回転半を封印し

金メダルという結果を求めて演技したとしてら

それは違った意味で、努力は無駄になっただろう

 

「努力は無駄だったかもしれない」という言葉の中に

彼が今立っている境地でしか言えない、諦めや落胆ではない力強さを、私は感じました。

改めて感動をありがとう。

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