2023年02月26日(日)

イェールの天才II

ある番組内で、視聴者の悩みを成田さんが回答するというものがありました。

老後までに最低2000万円貯蓄しないと生活が困難と言われている日本ですが
結婚し夫婦共働きで子育てをする中で、現在の生活を維持するのが精一杯であり
貯蓄を行う経済的な余裕がないのですが、どうしたらよいのでしょうか?

という、とてもリアルで切実な質問でした。

それに対する、天才成田雄介の回答は

現在の日本では少子高齢化が進んでおり、そんなに遅くない段階で年金制度は破綻するでしょう。
そして、年金という経済的支えを失い、貯蓄がない家庭は飢え死にすることでしょう。

でも、安心してください。
それが『ふつう』になります。
お金がなく飢え死にする家庭が、特別であり不幸であり悲劇的ではない。
日本国民全員がおなじであり、全員が同じ=ふつう となるわけです。

全文、彼の発言をそのまま記したものではありません。
このような回答の内容だったとご理解ください。

住宅ローンなどがあり、お子様も二人以上いる場合、大学進学を望む場合
老後に必要な貯蓄は9000万円では足りないという計算をしている経済学者もいるくらいです。

人は変化は嫌いです。
平穏な同じ毎日に安定と幸せを感じるものです。
ですから変化に目を向けません。
現実は着実に変わってきているのに、気づかぬふりで見ていないふり。

なぜ、円安なのでしょう?
なぜ、物価高騰が止まらないのでしょう?
なぜ、電気代もガソリン代も高騰し続けるのでしょう?

ロシアとウクライナの戦争のせいですか?
中国や韓国が行う日本バッシングのせいですか?
コロナウイルスのせいですか?
鳥インフルエンザのせいですか?
岸田がバカなせいですか?

どれも不正解です。
あ、すみません。
岸田はバカでした。訂正してお詫びいたします。

全てに気づき、最善の行動をする必要がありますが
まずは変化を直視しましょう。
なぜ日本が現在のようになったのか?を勇気をもってみることです。

現在、中国メーカーが日本に工場を建てています。それは人件費が安いからです。
現在、日本の技術者が海外に仕事を求めています。それは海外の方が儲かるからです。
現在、中国の富裕層の中で流行っているのは、日本人女性を買う売春ツアーです。

これらって過去日本がしてきたことでしょ?
なぜ?いつのまに?日本とアジアの経済は逆転したんですか?
しっかりと現実を見ていきましょう。

そうすれば、飢え死にしない過去のような安定した老後の日本が、また訪れるかもしれませんね。

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