哀の愛
『愛し』と書いて
「あいし」と読みます。
「いとし」と読みます。
そして、もう一つ
「かなし」と読みます。
『哀し』と書いて
「かなし」と読みます。
そして、もう一つ
「あいし」と読みます。
♯
先日、愛犬が亡くなりました。
胆のう破裂の急死でした。午前中は普通に生活してたのに・・・
獣医いわく、破裂するまで症状が出ないもので、原因は加齢によるものだそうです。
そして、昨日火葬・・・今でも思い返せば、いつでもどこでも全力で泣ける
哀しいけどありがとう
♯
うちには、ほかにも蛇を4匹飼っています。
エサは生餌で、今の時期は田んぼのカエルを捕獲して与えます。
先日も田んぼにカエル獲り
カエルは蛇に飲み込まれる瞬間
「グゲッ」
と声をあげます。
一見すると、残酷だ
でもこれが命のやり取り
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先日、赤ちゃんの命名のお仕事を頂きました。
ご家族は命名にとても悩み、夜も寝れなくなるほど精神的にも体力的にも疲労し
命名のアドバイスや候補になればとご来店いただいたようです。
我が子を想うがこそ、母親というものは自分の身を削るほど考え悩み苦悩するのでしょう。
だから「自分の子供だったら?」という想いで名前を選ばせていただきました。
どうか安産で健やかに育ってほしい。
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そして、本日は保護犬の譲渡会が行われています。
保健所にいれば1週間で殺処分になる子たちでした。
当会のボランティアスタッフと里親になっていただいた方々全員で救った小さな命です。
救われた子達には、きっと愛に満ちた幸せな生活が待っていることでしょう。
しかし、その陰にはどうしても救いきれない子達がいるのも事実
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イスラエルのネタニヤフ首相はガザの国民を『怪物』である言いました。
同国のガラント国防相はガザの国民を『動物』であると言いました。
建前上、避難を呼びかけておきながら
出国禁止、停戦はしない、攻撃は継続
ガザは『青空の牢獄』『屋根のない監獄』と呼ばれています。
そこで人間ではない、彼らの言う『動物』の大虐殺が行われているのです。
人は歳をとると涙もろくなるものです。
何故でしょう?それは多くの愛するものたちとの別れと哀しみを体験してきたから
愛は哀であり、哀は愛なんです。
イスラエルの偉い人たちは不幸者なのでしょう。
愛も哀も経験してこなかったのでしょうね。