恋と詐欺のジレンマ
近年詐欺事件および被害が急増しております。
岸田総理が投資を呼びかけた影響で、去年はそれまでの10倍に及ぶ投資詐欺被害が報告されております。
最近でも有名人の顔写真を使って、あたかもその方がやっているかのように投資を呼びかける詐欺サイトが問題になっていましたね。
投資塾やFXや仮想通貨の自動売買などの広告サイトの約9割が詐欺サイトであるということも言われていますね。
また大手番組のテレビスポンサーを務める、某中国通販サイトの被害者も非常に増えてきています。
このような状況をみるとどこに詐欺があるのか?なんとかして詐欺をなくすことができないのか?
そんな風に思う方もおられることでしょうが、詐欺は絶対になくなりません。
まず保険事業の歴史をさかのぼっていくとこれは詐欺行為であり、詐欺師が企業化したものだといわれています。
でも今や、生命保険、自動車保険などはあたりまえの世界ですよね。
また人は自分が得た情報に対して脳は「信用」から入るそうです。
いきなりなにもかも最初から疑うという人は限りなく少ないのだそうです。
話は変わりますが『恋』とは何でしょう?
いろんな言い方や表現の仕方があると思いますが、できるだけ簡単に言ってしまえば
「受け入れる」ことであり「信じること」「信用」ではないでしょうか?
人類が絶滅しないのは、恋をするからであり、それは信じることができるから
きっと疑いから相手をみる生物だったとしたら、人類はとっくの昔に絶滅していたのかもしれませんね。
なので信じる人間がいる以上、恋する人間がいる以上、それに付け込む詐欺はなくならないということなのでしょう。
信じること、疑ういこと・・・
生涯独身者の増加、ジェンダー問題の増加、少子高齢化、堕胎率の増加、日本の人口減少・・・
もしかすると信じることよりも疑うことの方が増加してきているのではないだろうか?
それもこれもユニバース25の実験過程にそった動きが日本人に表れてきているのかもしれませんね。