2025年03月16日(日)

22年間の人生

わたしは以前から書いているように

現状、科学の進化と心の進化がうまく同調していないと思っています。

 

極論、じゃ刃物はどうなの?

銃はどうなの?

と言われればそれらも含まれてしまうのかもしれない

でも、刃物や銃は分かりやすい部類になるんじゃないだろうか?

引鉄を引けば、鉛玉が発射される

それをどうすれば、どのような結果になるのかが分かりやすモノだと思うからです。

 

でもネット掲示板やSNSは言葉や音声や動画だ

本来であれば言葉や映像が直接人を傷つけたり殺したりはしないものだから

刃物や銃などの凶器との違いがそこにあるのではないだろうか?

刃物や銃を取り扱うよりも高いレベルのモラルが必要なのではないかと思う

 

表沙汰になってきたのは去年の『りりちゃん』の事件からだ

もちろんこのようなものはキャバクラやホストクラブの世界では以前から普通にあったし

『りりちゃん』以外にも今現在ふつうにそれらは行われている行為だ

ただ、昔と違うのはキャバクラやホストクラブに行ったお客が被害にあっていたのが

それらのお店に行かなくても、普通にネット掲示板やSNS、動画配信サイト内で行われるようになったこと

もちろん老若男女だれでもネット環境があればアクセスできてしまう。

そんな身近なところに今回の事件があるということだ

 

以前にもお話した通り、ネットの世界はデジタルタトゥーです。

22歳の女性がファンの男性に刺殺、暴行

その後の彼女の血まみれで変形した顔、腫れあがってわずかに開いた瞼から見えるのは白目

そして男性が逮捕されるまで

動画がネット上に残ってしまっています。

これは絶対に消すことができません。

 

とても残酷な動画です・・・が

是非、見てほしいと私は思います。

そこで、この悲惨な事件が現実であるということを実感してほしい

そして誰でも気軽に使えてしまっているネットですが

ひとつでもやり取りを間違えれば、このような悲惨な事件が簡単に発生するということを考えてほしい

 

動画に関して、お子さんには見てほしくないけども

それを見た大人がしっかりとお子さんに教えてほしい

そして大人もしっかり考えてほしい

だって今回の被害者は22歳とは言え成人女性です

刺した犯人は42歳男性で社会人としては若者を指導する立場の年齢です

そんな人たちが普通に当然のごとく間違ったネットの使い方をしているんです

りりちゃんの事件、その後第2のりりちゃん事件、第3のりりちゃん事件など類似した事件も多数起きていましたよね

そこから学べる機会はいくらでもあったはずなのに、また同じような事件が発生してしまう

 

だから残虐で悲惨な映像でも目を反らさず『見て』ほしいのです

そして、できれば22歳の女性の立場になって考えてほしい

さらに、刺してしまった42歳の男性の立場になって考えてほしい

ARCHIVES

LATEST POST

CATEGORY