2025年11月01日(土)

詐欺師から学ぶ

2024年の詐欺被害額は721.5億円で過去最多を更新しております

 

なりすまし詐欺など、警告されていても引っかかってしまう

それだけ手口が巧妙になっていいるともいえますが

人を信用させる話し方(コールドリーディング)というものがあるわけです

 

詐欺師の場合

話を『信用させる』=『だます』ということになるのですが

まず信用させる前に理解させなくてはいけません

「お宅の息子さんが会社のお金を使い込んでいます」とかね

 

この物事を他人に『理解』させるというのは結構難しいものなんですよね

職場において仕事を効率よくうまくできる人と、なかなか仕事を覚えられず下手な人

その違いは仕事を深く理解できているか理解できていないか?

もしくはその理解度の差かもしれませんね

 

詐欺師が物事を理解させやすい話し方をしているのだとすれば

これは新人社員に仕事を覚えさせる時など、コーチングに役立つとは思いませんか?

モルヒネも使い方を間違えば麻薬です

適切に使えばとても優秀な麻酔になります

要するに何事も活かし方ということです

 

そこで、今回紹介する言葉は

”数字は嘘をつかないが、詐欺師は数字を使う”

 

冒頭に書いた言葉を使うのならば

 

「今年の詐欺被害額は過去最多らしいです」

 

そこに数字を入れると

「2024年の詐欺被害額は721.5億円で過去最多らしいです」

 

どちらも本当のことを言っていますが

数字が入ると現実味が出ますし、深刻味も増しますよね

インパクトがあれば記憶に残りやすくもなりますよね

 

もしかこの文章に付け足すのであれば

「2023年の被害額は441.2億円でした」

こうなると被害額の差額がわかるので、深刻味もインパクトも爆上がりですよね

 

このように言葉や文章の中に数字をいれる

できればより具体的な数字をいれることが重要のようですね

人を騙すことはダメですが、いろんな場面で試してみましょう

ARCHIVES

LATEST POST

CATEGORY