詐欺師から学ぶ
2024年の詐欺被害額は721.5億円で過去最多を更新しております
なりすまし詐欺など、警告されていても引っかかってしまう
それだけ手口が巧妙になっていいるともいえますが
人を信用させる話し方(コールドリーディング)というものがあるわけです
詐欺師の場合
話を『信用させる』=『だます』ということになるのですが
まず信用させる前に理解させなくてはいけません
「お宅の息子さんが会社のお金を使い込んでいます」とかね
この物事を他人に『理解』させるというのは結構難しいものなんですよね
職場において仕事を効率よくうまくできる人と、なかなか仕事を覚えられず下手な人
その違いは仕事を深く理解できているか理解できていないか?
もしくはその理解度の差かもしれませんね
詐欺師が物事を理解させやすい話し方をしているのだとすれば
これは新人社員に仕事を覚えさせる時など、コーチングに役立つとは思いませんか?
モルヒネも使い方を間違えば麻薬です
適切に使えばとても優秀な麻酔になります
要するに何事も活かし方ということです
そこで、今回紹介する言葉は
”数字は嘘をつかないが、詐欺師は数字を使う”
冒頭に書いた言葉を使うのならば
「今年の詐欺被害額は過去最多らしいです」
そこに数字を入れると
「2024年の詐欺被害額は721.5億円で過去最多らしいです」
どちらも本当のことを言っていますが
数字が入ると現実味が出ますし、深刻味も増しますよね
インパクトがあれば記憶に残りやすくもなりますよね
もしかこの文章に付け足すのであれば
「2023年の被害額は441.2億円でした」
こうなると被害額の差額がわかるので、深刻味もインパクトも爆上がりですよね
このように言葉や文章の中に数字をいれる
できればより具体的な数字をいれることが重要のようですね
人を騙すことはダメですが、いろんな場面で試してみましょう