2025年11月02日(日)

続、詐欺師に学ぶ

詐欺師というものは100人の対象者がいたとしたら100人全員をだます必要はないのです

そのなかの一人でも騙せれば、それは詐欺成功であり儲けがでるわけです

 

「私は未来が見えます。株の価格やBTCの価格が上がるのか下がるのか分かります!」

100人対象者がいるのなら

そのうちの50人に「価格が上がります」と言いましょう

残りの50人には「価格が下がります」と言いましょう

 

仮に価格が上がったら

「上がります」と回答した50人がまた詐欺師の話を聞きに来るでしょう

ハズレた側の人たちは、再び来ることはないでしょう

 

そうしたら再び訪れた50人の半分25人には「また上がりますよ」と言いましょう

残りの25人には「今回は下がります」と言いましょう

 

もう分かりますよね

これをくり返していくわけです

次の25人のうちの13人に「上がる」のこり12人には「下がる」

次の13人のうちの7人に「上がる」」のこり6人に「下がる」

 

最低5回も繰り返せばよいでしょう

100人中残った2、3人は「5回連続的中してる!」「ほんとうに未来が見えてるのかも」

となりますね

 

 

「結果は御覧の通りです!」

「今なら1口100万円で投資が可能ですが、あなたは何口投資していただけますか?」

という手口ですね

実践しちゃダメですよ

 

でもこれが人生としてならどうでしょう?

100の事を100すべて上手くできれば、そんな良いことはないでしょうが

そんな人はいませんよね

大谷翔平でも野球に関しては世界一かもしれません

他にも世間に知られていない、いろんな魅力や能力もあることでしょう

でも逆に大谷翔平にも苦手なものがあるでしょうし

一般人の方が優れている部分も多くあることでしょう

 

発明王エジソンも失敗の連続でした

ただ彼は言いました

「失敗ではない、これは上手くいかないということを立証したまでだ」

 

詐欺師は言いました

「カモは毎日生まれる」

仮に100のすべてが失敗したとしても

次の100はどこにでも転がっている

 

詐欺師を褒めるわけではありませんが

詐欺師の考え方というのは失敗に執着するのではなく

成果がでたものや上手くいっている部分に注目する

とてもポジティブな考え方なのかもしれませんね

 

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