2019年02月17日(日)

数学に学ぶ

数字の歴史はとても古く、人類は昔から数字と共に生活してきました。

現代の物理学では、宇宙そのものが数字で出来ているという研究者もいるくらいですね。

現にブラックホールの謎を数学が解き明かそうとしていますしね。

宇宙の、、いや、時空の全ての謎は数学で解き明かせるものなのかもしえません。

 

であるのなら、時空から生まれた人間も、この世の中すべても数学で解決できるということになります。

数学の発展は、『0』の発見で大きく飛躍したと言われています。

では早速、自分の人生や今抱えている悩みに『0』という概念を加えてみましょう。

あら不思議、大きく問題が解決に向かいませんか?

もしかすると、『0』という概念を加えた瞬間に答えが出てしまった人もいるんじゃないでしょうか?

 

『0』という概念が分かり難かったり、しっくりこない人は『x』としても良いでしょう。

また使い方のヒントとしては、必ずしも答えが実数にならないかもしれないということ

答えが『0』になることもあれば『3x』などになることもあるわけです。

 

要するに人生の方程式において『分からない』も立派な答えだということです。

日本の教育は始めから答えの用意されている問題を解かしています。

ですから、自然と答えはあるものであり、正しく計算すれば出るものであるという認識になるのですが

人生の問題においては、答えなど用意されていることなどありませんし

答えの出せない問題の方がはるかに多く存在します。

また、答えが出ても、その答えは人それぞれ違うものですし

それらが全て正解でもあれば、全てが不正解の時もあります。

さらに言えば、例え正解だったとしてもそれを立証することは困難ですし

計算通りにいかないのが世の常でもありますよね。

 

となれば、『答え』とは何なのでしょう?

それにどれだけの価値があるのでしょう?

それよりも『分からない』ということを理解して受け入れることの方が

余程価値があるのかもしれませんね。

 

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