今日という日
ワニ死んじゃいましたね。
私の予想通りの死に方で、ある意味安心しました。
起承転結のない4コマ漫画で、最後は4コマをはるかに超える描写
型にはまらない、あふれ出す才能をもつ作者ですね。
さらにこの年齢で死をよく見つめ理解できているというのがまたすごいですね。
私も人並み以上に死を見つめてきている人間だと自負しています。
ですから、この漫画の最後は納得できます。
死というものが特別なことではないということ
偶然ではなく必然であり極自然なものであること
日々の生活とは全く関係ないもののように見えるが
行動も環境も世間もワニ自身を含めた全てが密接に関係して迎える最後であること
生きる事にも死ぬことにも意味はないこと
散りゆく桜は戻ることがないということ
あげればまだまだ出てきますね。キリがありません。
とても多くのものが含まれた最後だったと思います。
是非ショートムービー化して、世界に発信してもらいたい作品ですね
皆様は、この作品どのように受け止めたでしょう?
そして、私たちはワニが生きたかったであろう『今日』という日を生きています。