世界自殺予防デー
本日は世界自殺予防デーですね。
2003年スウェーデンで開かれた世界自殺防止会議を元に9月10日を世界自殺予防デーと定めました。
昨日9月9日は重陽の節句で気が狂う日とお伝えしましたが、次の日が世界自殺予防デーというのはなんとも感慨深いものがありますね。
現在日本の年間自殺者数は約2万5千人です。
単純計算すると約20分でひとりずつ自殺している計算になります。
自殺対策白書の発表によりますと、15歳から39歳の各年代の死因のトップはガンや交通事故ではなく自殺であるそうです。
年間自殺者数で見ると世界でだいたい15位前後
年間自殺率で見ると10位前後であり、トップクラスの自殺大国と言えますね。
ちなみに自殺の定義というものがあります。
法的に調べてみると「死亡から24時間以内で遺書のあるもの」とあります。
大量の薬をのみ首つりをしていても遺書が無ければ自殺ではありません。
遺書があっても遺体発見が25時間後であれば、これも自殺ではありません。
何かおかしくない?
この定義は日本だけのものです。
明らかに自殺なのに自殺遺体にならないご遺体は『変死体』と分類され、当然自殺者数にはカウントされません。
これが法治国家日本の編み出した自殺者数減少政策です。
他の国では自殺者としてカウントしているものを、日本では完全に削除して計算しています。
もしか他の国と同じように自殺者数をカウントしたらどうなるでしょう?
実際に計算してみると、現在の年間自殺者数トップの国を大きく引き離しダントツのトップに躍り出ます。
計算しなおすと数分に一人の割合で自殺が行われていることになります。
これでは法治国家日本とは言えません。
70年間戦争をせず平和とおもてなしを大事にする国とは言えません。
第二次世界大戦で死んでいった人たちの数を上回る自殺者をだしている自殺大国日本です。
このブログ内ではよく自殺についてふれています。
暗い話題であることは重々承知で書いております。
くどいように思われるかもしれませんが、いまいちど自分自身を含め身の回りの人たちを見ていきましょう。