真実はどこに?
本日は節分明け初めての『三隣亡』ですね。
「屋立てあし」「蔵立てあし」とされる日で
建築関係者の大凶日だとされています。
もしかこの日に、棟上げや土起こしなど建築に関することを行えば
文字通り向こう三軒両隣まで亡ぼすとされています。
なんと恐ろしい日なのでしょう。
本日、建築に関するご予定がある方は即刻中止し
日取りを改めましょう・・・
でもね。
実はこの三隣亡、歴史は浅く由来もわかりません。
江戸時代の暦から書き加えられたもので
それも当時は『三隣宝』と書かれており
「屋立てよし」「蔵立てよし」とされる大吉日でありました。
暦をつくり販売していた、当時の業者が『よ』を『あ』と
見間違えて書き変えて暦を販売してしまいました。
要するに「よし」を「あし」と書いてしまったわけです。
それにより、この日は大吉日から一変、大凶日になってしまいました。
さらに悪い日なのに『宝』という字はおかしいということで
『宝』から『亡』という字に書き換えられました。
これで今の『三隣亡』の完成となるわけですね♪
めでたしめでたし
歴史をみていくと、たまたま間違えたことにより
解釈の仕方が正反対になったり
それにより間違った歴史が真実として伝えられたりすることは
長い人類の歴史をみると、日常茶飯事にあることなのです。
偶然の間違いもあれば、さらにそこには人間の欲や意図も入ってきます。
昨日はロッキード事件の始まりの日でしたね。
とんでもない大事件だったのにも関わらず
メディアは黙ったままで、未だに真相や真実を伝えていませんね。
真実とはどこにあるのでしょうね?
そして真実にはどれほどの価値があるのでしょうね?
もしかすると、そこには一文の値打もないのかもしれません。
皆様も、もう一度身の回りの心の眼で見直してみましょう。
大事なことに気づくことができるかもしれません。
今日はそんな一日にしてみましょう。