筆の誤り
本日は弘法大師空海が入滅(入定?)した日とされていますね。
仏教の一説を極めた人であり、遣唐使として中国文化を
日本に広めた人でもありますね。
「筆を選ばず」や「筆の誤り」など今現在でも
その名を身近に感じることのできる偉いお坊様です。
でも「筆の誤り」のように完璧な人ではありませんでした。
多くの間違いも起こしました。
どんなに偉い人でも、つらい修行をした人でも
誰でも間違いは犯すものです。
そして、それらを経て本日入滅し真に仏となられました。
人は死ぬと『成仏』すると申しますが
文字通り仏と成る人や魂は極々一握りであり、仏になる人は
空海さんや親鸞さんや歴史に名を残すほどの高僧な方々です。
きっと歴史に名を残さずに成仏される方もおられるとは思いますがね。
人は、輪廻転生いたします。
そこで、何度も同じ過ちを繰り返し、その先で気づき学んでいきます。
今世で殺人を犯した人は、来世でも再来世でも人殺しを犯すことでしょう。
そして、それを繰り返すことにより、人の命の重さを学びます。
今世で殺人を犯さない人は、もうすでに過去世でそれを学んできた
からなのかもしれませんね。
人の命はとても重い(想い)ものです。
それを奪ってまで、しなければならないことがあるのか?
それを背負ってまで、しなければならないことがあるのか?
それがどれほど大変なことなのか?
そして、この世のすべてを学んだ魂のみが成仏していきますが
ただ最後に生仏として、この世に生まれてくるそうです。
その存在が、空海さんの様な方々ですね。
そして人間として、仏として生きる人生を終えて(入滅)
極楽浄土にて真の仏様になると言われています。
人は間違いを犯すものです。
職場の中でも、意地悪なことをする人がいるかもしれません。
大人げない人もいれば、暴力的な人もいるかもしれません。
その時には、こう思いましょう。
「嗚呼、この人はまだまだ修行の途中なのだろう」ってね
きっと政治家のあの人も
元都知事のあの人も
某国の元大統領や某国の労働党委員長もねウヒヒ