2025年08月03日(日)

8月3日の出来事と本日

「7月いつか」「3.11の時よりも明確に見える」など某漫画家が言っていましたが

結局何も起きず・・・

いやいや、批判ではないですよ。

なにか起きることを期待していたわけでもありませんよ。

私自身も含め某漫画家も『所詮人間』というだけです。

 

ただ、すべての脅威が過ぎ去ったわけではありません。

地震や津波の脅威も、火山噴火も、台湾有事を含め戦争の拡大も

人類にとっての脅威は高い可能性で残っているわけですからね。

 

本日8月3日を見てみましょう。(Wikipedia参照)

 

8月3日だけでみてもこれだけの戦争が始まった日であり

歴史上記録されていない戦争や小さな民族紛争などはもっと頻繁に発生しています。

人間の歴史は戦争の歴史です。

1年365日、開戦記念日でない日は一日たりともありません。

 

地震や火山噴火の比ではないレベルで人類は戦争が大好きです。

自然災害は防げません。

戦争は人の努力で防げるものなのにも関わらずです。

 

そして記憶に新しいところで言うと

ウクライナ対ロシア戦争

パレスチナ対イスラエル戦争

イラン対イスラエル戦争

タイ対カンボジア戦争

ここ数年でこの有様です。

タイって幸せの国だったよね?そんな国でも戦争は大好きなんです。

そして、変わってきているのはドローンの活躍です。

ドローンを制する者が戦局を有利に進められます。

 

偵察型ドローンから送られてきた情報によりピンポイントで敵兵士を殺します。

戦車でも装甲車でも自爆型ドローンにより機能停止させられます。

その後、搭乗員が脱出しても、対人用ドローンが追跡し一人残らず確実に殺していきます。

廃墟などに隠れても偵察型ドローンの目から逃れることは不可能であり

確実に殺されていくわけです。

 

ドローン操縦者はモニターに映る敵兵士に向かいドローンをぶつけることを作業的にこなしていきます。

そのモニター画像が現在動画配信サイトなどに流失しています。

 

対人用ドローンが兵士にぶつかる瞬間まで映っています。

逃げ惑う兵士に突っ込んでいく映像

恐怖の表情を浮かべる間もなく死んでいく兵士

ゆっくり近づくドローンに死を覚悟し微笑みを浮かべながら死んでいく兵士

ドローンから逃れられないことを察し、手榴弾で自爆する兵士

 

私はこれらの映像を見たとき、

それでもどこか現実ではないのではないか?

これは作られた映像なんじゃないか?

という考えが一瞬浮かびました。

たぶん素直にそれを受け入れたくなかったのでしょう。

 

でも、すぐに気付きました。

 

「これが現実だ」

 

自然災害に対して回避はできないが備えることはできます。

戦争は人間の努力で防ぐことができます。

政治家や首相や大統領でない我らは直接戦争を回避することはできないかもしれない

でも、私はこういう残酷な戦争の映像を見たり

そこに映る人間を見ることが我ら一般市民ができる、戦争への備えなんじゃないかと思います。

 

残酷すぎて見たくない人もいるでしょう

FPSゲーム感覚で面白いって人もいるでしょう

戦車とか銃ってかっこいいって人もいるでしょう

 

それでも見てほしい

少し飽きるくらいまで見てほしい

そうすると、きっと分かってきます

ドローンを操縦している人も、それにより爆殺される人も

我らと何も変わらない一人の人間なんだ、矢張り人なんだ、所詮人なんだと

 

今年もまもなく終戦記念日を迎えます。

よく考えましょう。

 

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