真理
伝説の浅草芸人、深見千三郎
当時、師匠格の芸人は飲み屋に行くと、弟子に給仕させたり、後ろで立たせたり
弟子を粗末に扱い、いかにも自分が上なのであるとえばり腐っている芸人が多かった
それを見て深見は「あんなのは田舎者のやること、楽しむ時は一緒に楽しめばいいんだ。」
と言って当時弟子だったビートたけしにも「あれ飲め、これ食え」と
自分のことをそっちのけで弟子に世話を焼いていた
深見最後の弟子、ビートたけし
フライデー襲撃の直前「殿を一人で行かせるわけにはいかない!」と
たけしの静止も聞かず、なかば強引に軍団がたけしについてフライデー事務所へ向かう
事件を聞きつけ即刻到着した警察官にたけしは現行犯で逮捕
警察署に連行されていく途中、軍団員に向かい
「悪かったな、おまえら」
「おまえらの面倒は一生見るから」
「おれ、土方してでも、おまえらを絶対食わせるからな」と叫んだ
きっとこの事件後、芸能界復帰は無理だと思ったのでしょう
そして弟子である軍団を巻き込んでしまった責任を強く感じていたのでしょう
これも深見から受けた愛のカタチなのだと思います
もう一人の伝説、志村けん
当時絶対的な人気を誇っていたドリフターズの「8時だよ 全員集合!」
これに対し同じ放送時間帯にぶつけられた「オレたち ひょうきん族」
お笑い番組の視聴率争奪戦ともいえるガチンコ勝負である
互いの番組の中心ともいえる、志村けんとビートたけしもライバルを越えたまさに敵同士にも見えた
しかし、たけしはフライデー襲撃事件で逮捕、番組からその姿を消した・・・
その直後、志村はたけしの家族、そして軍団員にと現金3億円を送ったそうです
のちにたけしが出所し、志村のもとにお礼に行くと
「俺が勝手にやったこと。それより今まで通りどっちがお客さんを笑わせるかライバルでいてくれよ」
と返したという
人類最強の頭脳、アルベルト・アインシュタイン
来日したアインシュタインに京都大学の学生が質問しました
学生「人は何のために生きているのですか?」
アインシュタイン「それは人(他人)を喜ばすのためだよ」
と答えたそうだ
アインシュタインは、全ての学問(考え方)の根底には愛がある
要するに極めていくとそれは愛に到達すると言っています
それは学問だけではなく、仕事も遊びも政治も・・・そして「お笑い」というものも
であるのなら「占い」もそうでなくてはならないのでしょう
あ、どうでもいいことですが
今の政治はちゃんと『愛』に向かって進んでいるのでしょうか?