2025年11月01日(土)

事情聴取キター

警察からお電話がありました

「〇〇さんがお亡くなりになられました」

 

車の整備士としてはとても優秀で、仕事も忙しく整備工場として繁盛しておりました

ご本人はとてもお話が好きで博識で話題性も多く、お話ししていても面白い人でした

が・・・2カ月くらい前でしょうか

いつもの覇気がない、話をしていても同じ内容を何度も繰り返している

手首には深めの切り傷が・・・

 

「〇〇さん大丈夫?」と聞くと「大丈夫、大丈夫」

「調子が悪いなら休めばいいし、病院とか行きなよ」というと「大丈夫、大丈夫!」

70代の立派な大人ですから、あまりプライベートに踏み込むこともできず

心配だったので何度か様子を見に伺っていたのですが、最終的に最悪の結果になってしまいました

 

〇〇さんは、私の姉と仕事上のお付き合いがあり

仕事上の書類などから、連絡先を知り警察から連絡があったようです

警察からお話を聞くと、整備工場の施錠された事務所内で倒れていたようです

 

矢張り手首を深く切っていたようですが自殺ではなく不審死

自殺体ではなく変死体として処理されるそうです

遺書などないものの事件性、事故性ともになく

検死はおこなわれず、検視のみでの判断結果となりました

 

そんなことは知識として知っていたことですが、警察なんていい加減です

あ、『良い加減』ということであり誉め言葉ですよ♪

 

そもそも自殺大国日本の自殺者数を増やさないため

今回のように明らかに手首を切っていても

遺書がなければ自殺とは認められません

また年間死亡者数約160万人のうち、検死(解剖調査)されるのは約2割であり

それ以外は警察の検視により死因を推測しています

警察官とは言え、死体を何体も見てきている人など極僅かで、初めて遺体を見る人もいます

そんな人体や医学的知識もない、経験もない人が検死として遺体の見た目のみで死因を特定しているのが日本の現実です

なぜか?単純に検死には面倒な手続きとお金がかかるからだそうです

さらに検死結果として自殺と判断されては本末転倒だからです

 

ちなみに日本の検死解剖率は先進国の中でも最低レベルの実施数のようですね

ベテランの解剖医でも遺体を見るだけで死因を特定することはほぼ不可能であり

解剖を行ったとしても死因の特定は8割しかできないそうです

 

なのに、何の知識もない人間が見ただけで死因を特定している日本

年間160万体のうち解剖されない遺体128万体の本当の死因は・・・

 

ロッキード事件の時、田中角栄の側近が何人も死んでいますよね

すべて事故死だったそうです

ある農水大臣が、「近いうちに私が死んだら、それは自殺ではない」と言っていましたね

その後すぐに彼は死にましたね。事故死だったそうです

ほかにも・・・

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