2025年12月14日(日)

超予言者

本日(12月14日)はノストラダムス先輩の誕生日です!

 

説明するまでもない人類最強の予言者と言っても過言ではない人物ですね

数多くの予言をし、その的中率も非常に高いことで有名ですね

本日は、彼の脅威的な予言のひとつをご紹介いたしましょう

彼の新たな魅力に気付いていただければ幸いと思います

 

今回紹介する予言は

『ブリュメール18日のクーデター』

これはナポレオンが総裁政府を打倒したクーデターであり予言的にも歴史的にもとても衝撃的な事件でしたね

 

まずはこのクーデター事件を予言した、ダムス先輩の見事な文章を見てみましょう

「・・・カケスはトレイロの下に 都市は裸でない饒舌な五人に引き渡されるだろう」
「・・・裏切り者たちは霧の日に実行する」

 

す・・・すごい!

凄すぎる!!

完全に的中していますね

皆さんもこの文章を読んで「あ、プリュメールの事か!」と直感的に理解できましたよね

 

・・・

 

ねッ!!

 

まずダムス先輩の予言の特徴としては、それが発生する日時を明記しないというのが流儀です

そして抽象的かつ非常に曖昧な芸術的表現で予言するのが特徴で

今回の場合『総裁政府』のことを『カケス』

『ナポレオン』のことを『トレイロ』と表現しています

総裁政府がカケス? ナポレオンがトレイロ?

常人ではとても想像もできない、飛びぬけたワードセンスもダムス先輩の魅力と言えますね

ちなみに『カケス』とはラテン語で「どんぐり」の意味ですね

『トレイロ』という単語については世界中の言語を探しても、このような単語はありません

要するに彼オリジナルの造語ですね センス凄すぎ!

 

次に予言の中に出てくる『饒舌な5人』

打倒の首謀者はナポレオンとその同志たちであり

かなり多くの人たちがこの打倒作戦に関与していましたが

そのメンバーのなかでも主要なメンバーが5人だったということなのでしょう・・・知らんけど

 

歴史的に5人だったとする記録は残っていません・・・が、きっと5人でした!

5人でしたよねッ!!

 

そして打倒実行の時期が何月何日と明記されているわけではありませんが

実行日をにおわせる文章がありますね

『霧の日に実行』とあります

 

実行日当日1799年11月9日のフランスの天候は霧・・・ではありませんでした

え?ハズレた?

いいえ違います!ダムス先輩に『ハズレ』の3文字はありません!!

よく見てください!

11月です!

 

ウィキペディアなどで「プリュメール18日クーデター」と調べてみると『霧月』とでてきます

そうです!

 

これは日本の暦でいう11月のことであり

「霧の日」とは実行する日ではなく、実行月を表していたのです!

凄いでしょ?予言もさることながら日本の暦まで熟知し、それを予言のワードに組み込むシャレオツな感性

博識すぎて脱帽です

 

ん・・・?

11月って『霜月』じゃない?

『霜』じゃなくて、予言は『霧』になってない?

 

流石、良く気づきましたね!

これもダムス先輩の魅力の一つなんです!!

とても大事な予言の中で漢字を間違えちゃう、ちょっとお茶目でキュートな部分があるんですよ

また『霜』も『霧』も同じようなものだろ?

という細かいことは気にしない、器の大きさすら感じさせるものですね

 

いやー

全てにおいて完璧な予言でしたね

私も長年この世界でやっていますが、まだまだダムス先輩の足元にも及びません

皆さんも今回のブログでダムス先輩の凄さを分かってくれたことだと思います

ダムス先輩は残念ながら459年ほど前にお亡くなりになってしまったわけですが

彼の残してくれた予言はまだまだありますので

怖い予言もあるでしょうが、今後もダムス先輩の予言を楽しみに見ていきましょう♪

 

ARCHIVES

LATEST POST

CATEGORY