株式会社日本能率協会マネジメントセンターのアンケートで
国民が選ぶ2025年の漢字一文字が決まりました
今年選ばれた漢字は・・・
『楽』
アンケートの内容を見てみると
2025年が苦しかったからこそ、来年に向けての希望として『楽』を選ぶ人が多かったようです
1位:楽(4.8%)
2位:和(3.7%)
3位:安(3.4%)
3位:穏(3.4%)
という結果であり、2位と1%以上差をつけて断トツの1位というところですね
今回はこの『楽』という感じを少々深堀してみましょう
楽のイメージとしては「らく」「たのしい」
それ以外でも「音楽」「楽器」という単語も連想されやすいかもしれませんね
一説には「神楽」にもちいる「神楽鈴」の形から『楽』という漢字ができたという説もあります
(参考:神楽鈴)
神楽とは神を奉る、おだてる、心地よくなっていただいて願いを叶えてもらったり、物事の許しを得るひとつの方法であり儀式です
もしかするとこの『楽』を選んだ人の中には
もう早苗もドナルドも近平もウラジミールもダメだ!
偉い人、頭のいい人、人類ではなく神に願いを・・・という思いが込められているのかもしれません
また別の説では『癒』という漢字が変化したものが『楽』であるという説があるようです
確かに草冠を付ければ『薬』になり心身を『いやす』ものなのかもしれません
苦しいだけではない、すでに心も体も傷つきボロボロになっている
そこから『いやし』を求めて『楽』を選んだ人もいるかもしれませんね
また2位以下の漢字を見ても『楽』に似た意味の字が選ばれえているように思います
これは今年一年、国民がどれだけ困窮し疲弊してきたかを物語っているのでしょう
叫んではいても物価も米も電気代も上がる一方
叫んではいても税金は減らず
叫んではいても給料や収入は上がらない
もう国民は『叫ぶ』気力すらなくなり
それを実行しようと『叫んでいる』政治家は『叫ぶだけ』のパフォーマンスにしか見えなくなってきています
そう考えると『楽』という文字が選ばれるのも至極当然のように思いますね
さぁ次は12月12日、毎年恒例の清水寺で発表される一文字が気になるところですね