私はファミコンど真ん中世代です
小学校の頃にファミコンが登場し、外を走り回って遊んでいた私は毎日家に籠るようになった
なかでも初代ドラゴンクエストは熱中しましたね
やればやるだけレベルアップして主人公が強くなっていく
そんなやり込み要素にロマンすら感じていましたね
時は流れ、自動車会社に就職、社内では隠蔽工作の仕事経て
今は禿散らかし腹の突き出たしがない占い師になり果てた
たまに思い出すんですよね
昔(隠蔽工作員時代)が良かったとは思わないけど
昔の仕事仲間は元気だろうか?また一緒に酒でも飲みたいなぁ、なんてね
携帯の電話帳に残っていた先輩の電話番号にかけてみた・・・繋がった!
少しばかり昔話をし、今度当時の仲間を集めて飲み会をしたい旨を伝えた
先輩も快諾してくれた
それから5年音沙汰はない・・・
その後、当時の後輩にも同じ内容の電話を掛けたが
矢張り飲み会どころか連絡の一つも返ってこなかった
きっと過去などには一文の値打ちもないのだろう
それどころか先を見て今この瞬間を生きることに必死なのかもしれない
昔の自分を振り返る
給料は1/10に減った
でも人間として遥かにレベルアップした
今の私はこの世のすべてを知り尽くし、知らないものは何一つない
お金は欲しいが今の自分に不満はない
両親さえ見送れば、あとはいつ死んでも悔いはない
それまでの間、レベルをさらに上げていくとしよう
皆さんはレベルアップしていますか?
ドラゴンクエストで言うのなら経験値を貯めれば
それに見合ったレベルが上がります
ゲームではない現実世界でいう『経験値』とは何でしょう?
それは今まで積み重ねられてきた過去と呼んでいる記憶なんじゃないでしょうか?
過去の努力、過去の過ち、過去の辛かった記憶が今のチカラになっているんじゃないですか?
人は戦争と平和を繰り返します
過去と状況は違うかもしれません
でも人同士殺し合う戦争という愚かさは過去も現在もかわりません
人類は何も学んでいないのでしょう
政治家の横暴、メディアの汚染、超格差社会に奪い合いの世間、そして多発する紛争
これが進化し続けてきた知的生物の生き方であり現状です
一旦立ち止まりませんか?
過去にすべての答えがあるとは言いません
でもそのくらいの余裕があってもイイんじゃないだろうか