占いをしていると、いろんなお客様がこられますね。
占い師としては当然、その人に良い未来が訪れるようにアドバイスするわけですが
中には自分の間違いに気づいていない人がいたり
また自分の意見を曲げない人
アドバイスを受け入れてくれない人
アドバイスを受け入れないのに良い結果だけ望む人
貴方の身近にもそんな人いませんか?
親戚やご近所さんや同僚の中に
「いくら話してもコイツとは話が通じないんだよな」って人
これに感じて空海という人は、こう述べています。
「放っておけ」
あははw
そりゃイイやw
人にはそれぞれの意識レベルがあります。
どれだけその物事に対して深くかかわり深く理解し深く考えるか
その『深さ』の違いがあると話が通じないのだそうです。
ふむ、それは何となくわかりますよね。
でも「放っておけ」って
人は一朝一夕に学べるものではありません。
気付き、学び(真似び)、理解するわけですが
まず最初の『気付き』というもの自体が努力ではなく、ひらめきの様な偶然的なものなんです。
誰かが教えたとしても、その人の心に響かなければ『気付き』にはならないのです。
となると、その人が勝手に気付くしかないわけで
他人がどうこうできない以上、待つしかなく、放っておくしかないのです。
ただし空海曰く、これは諦めるとか見放す訳ではなく
愛を持って距離を置くことなんだと言います。
ここで無理に理解を深めようと、分かり合えないもの同士が向き合うと
喧嘩になったり、傷つけあったり、ろくなことにはならないんだそうです。
だったら、相手を守り、自分を守るためにも、温かく見守りながら距離をとる
同意するわけでもなく否定するわけでもな「うんうん」と頷きながら合間をとっていくのが上策であると説いています。
またそれにより友人関係やその人との関係が崩れてしまうのであれば
それはそれで良いことであり、無理してまでその関係を維持するべき相手ではない
もっと自分の意識レベルにあった良い友人や人間関係がほかにあるから
そういう人間を探せとも説いています。
個人的には空海の考えをすべて納得できないのですが
確かに一つの解決策として有効な方法であるとは思いました。
皆さんはどう感じましたか?