2021年03月07日(日)

今年も・・・

今年も3.11が近づいてきましたね。

今年は震災から10年目という年です。

 

あれから10年、何が変わったのでしょうね?

 

現地では高い防潮堤ができ、土地自体のかさ上げも完了しましたが、住む人はいません。

当時の政権は『民主党』でしたね。

震災後、初の選挙では民主党は原発の廃止を掲げ、自民党は原発推進を掲げ争い

見事、原発推進である自民党が全面勝利し政権交代がなされましたね。

(事故が起きた福島でも、見事自民勝利でしたね)

 

原発の寿命は約20年、現在日本に存在する原発の数は54基

そのどれもが20年の寿命を超えて、長いものでは30年近く稼働し続けている

要するに地震や天災が起きなくても、通常運転時に大爆発してもおかしくない状態です。

 

それでいて、日本の震度1以上の年間地震回数は平均1500回です。

大地震が起きた年は余震を含め、震度1以上の地震が増えます。

過去の地震回数を見てみると、その数は1万~2万回に増えています。

今年も3.11の余震と思われる大きな地震がありましたよね。

ということは、今年も年間を通じて、多くの地震が発生することでしょう。

 

福島原発は、廃炉が決まりましたが

原発を廃棄することは、人類史上初の事です。

解体中に何が起きるかは予測できていません。

また、廃棄されたモノからは人体に有害な放射能が出ます。

これを放射能が発生しなくなるまで補完するのに温度管理も重要で、常に冷却し続ける必要があります。

現在、福島では冷却し汚染された水の置き場がなく、今年から海に廃棄しようと考えています。

 

では、いつまで冷却し続ければ放射能が発生しなくなるのでしょう?

国は20年から30年と言っていますが

多くの専門家の意見としては最低でも100年であり、たとえ1000年冷却しても

放射能を出し続けている可能性は十分にあるそうです。

 

ちなみに20年から30年、廃炉などを冷却し続けるのに水以外、電力も必要です。

その電力は1基の原発が20年間で発生させる電力をはるかに上回っています。

要するに、原発1基を廃棄するのに2基以上の原発とその電力が必要だということです。

 

まさに負の連鎖!!

 

原発事故から10年で変わったことと言えば・・・

 

 

更に自体は悪化したという事でしょう。

 

 

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