手品の教え
一番有名な手品師と言えば誰が思い浮かびますか?
日本ではマリックさん?ちょっと古いか・・・
今ならイケメンのセロさん?ほかにも色々いますよね。
ちなみに、手品を少し勉強した人ならわかりますが
セロさんは手品師ではないく番組スタッフなのですけどねアハハ
本日3月24日は世界的にも有名で
脱出王の異名をもつハリー・フーディーニさんの誕生日です。
正確には手品師というよりも奇術師というほうがあっているのかもしれません。
私は彼のような大掛かりな手品はできないのですが
趣味程度にカードマジックを行います。
とくに仕掛けのあるものよりも、普通のトランプを使い小手先のテクニックだけで
行う手品が大好きですね。
はじめは「手品が出来たらカッコいいだろうな」となんとも簡単すぎる動機でした。
でも、少しずつ覚えていくと、また違った魅力に気づき始めます。
よくあるパターンの手品
「種も仕掛けもありません」と言いながらお客さんの前に
トランプを表向きで広げたりしますよね。
手品は既にここから始まっているのです。
もしかこの時、「トランプを広げて見せなくてよいので、そのまま始めてください」
と言われると、手品師は非常に困ります。
いや、困るどころか手品は成功しないのです。
他の動作でもそうですよ。
なにげなくトランプをシャッフルする行為
仕掛けがないことをアピールするために、新品のトランプを使う行為
トランプが入れ替わっていないか、わざわざお客にカードを確認させる行為
これら全てがカードをコントロールするための動作に繋がっています。
一見すると、仕掛けがないように見せている行為や
無駄な動作とも思える行為の一つ一つに意味があるのです。
これって仕事にも恋愛にも人生にも当てはまる部分があるんじゃないのか?
私は手品を勉強することによって、そんなことに気づくようになりました。
どことなく手品を占い師視点で見ていた結果なのかもしれません。
何事も、ひとつひとつ丁寧に組み立てて積み上げていく
その結果が素晴らしいものを生み出している。
恋愛でも、『素敵な恋愛』だけを見ていては結果が伴わない
そこに到達するまでの、過程や努力を惜しまない事が大事なんだと
手品に教わった気がします。
この現代、結果だけがクローズアップされる時代です。
だからこそ、目に見えない部分に手間と時間をかけてみましょう。