2016年11月09日(水)
『10』に秘めらえたもの
本日10月9日は、旧暦の10月10日にあたります。
いままで、五節句のお話をよくしてきましたね。
陰陽のバランスが崩れる時であり「気が狂ふ」時期であると
バランスが保たれれば、良い事が起きる、良いものが発生する
そのバランスが保たれるのが、本日である10月10日なのかもしれません。
本日は年中行事でいう「十日夜」(とうかんや・とうかや)とよばれ
米を作るために降りてきていた田の神が山に帰っていく日であり、収穫祭の日でもあります。
『酒』という字のヘンは「さんずい」ではありません。
「とり」ヘンです。
お酒が液体であることから、後々さんずいが付くようになってきたのです。
で、この「酉」が昔から神を表しており、「酉」=「神」であると考える研究者もいます。
神様の姿は誰も見たことがないでしょうが、歴史的な資料から出てくる神の姿は人間に酷似しています。
これは人間が神の姿に似ているのではなく、神が生み出した最後の生物として自分の姿に似せて作ったものだからだと言われています。
昔々、お酒を造るのに10カ月と10日かかったそうです。
それは人間も一緒、妊娠から出産まで10月10日(とつきとうか)ですよね。
天照大神が天岩戸に隠れてしまった時
まわりの者たちは、天岩戸の前で踊りをおどって歌を唄い、天照大神を誘い出したそうです。
そこで唄われた歌は、数え歌であり「10」で「あがり」という歌でした。
そして、現代
我々の住んでいるこの世界は少し前まで4次元であるというのが常識でした。
しかし素粒子の公式と一般相対性理論と超弦理論を組み合わせて計算したところ、この世界が10次元であると言うことがわかってきました。
私達は10に生まれて、10という世界に生きていたのです。
そう考えると本日中に某国の大統領がきまりますね。
史上最悪の泥仕合と言われた選挙によって、本日新しい大統領が生まれてくるわけです。
世界にとって日本にとってよい者であることを願うばかりです。