キャベツ太郎の中身
真実に意味はあるのでしょうか?
そもそも真実とは何処にあるのでしょうか?
がん患者で、手術をしなければ余命半年と診断されたとしましょう。
この診断を下した医師は、医療と自分の診断を信じているわけです。
患者からしたらどうでしょう?
その医師の診断を信用し手術を受けるのか?受けないのか?
手術は成功するのか?
手術を受けてどれだけ寿命が延びるのか?
手術後の痛みや苦しみはどんなものなのか?
むしろ受けなかった場合は本当に余命半年なのか?
また受けないのであれば、東洋医学的治療やホスピスなどでの延命治療という選択
手術の痛みや不安もなく、副作用も少なく延命できるかもしれない。
ほかにもいろんな考えや不安、選択肢が出てくるでしょう。
その選択によっては当然ながらいろんな答えや結果が待ち受けています。
子供のころ、キャベツ太郎というお菓子が大好きでした。
いまでもたまに食べたりします。
そこで、ふと袋の裏を見てみると・・・
原材料:トウモロコシ
なんとキャベツは1gも使われていませんでした!!
食べてみればわかる通り、その味はキャベツ味ではなく酸味のきいたソース味
なのにも関わらず、数十年とつづく人気と味を受け継いできています。
ここであえて言います。商品名は『キャベツ太郎』
要するに、名前じゃないのです。
見た目でもありません。
もっと言ってしまえばキャベツではなくトウモロコシであったという真実ですら関係なく
その人がそれをどう感じるのか?
たとえ中身が違えども、間違った選択をしていようとも
自分の人生です。自分自身がどう感じるのか?
もしかするとそれこそが真実なのかもしれませんね。
自分の根幹をしっかり持って理解したうえで、自分の周りを見ていきましょう。
そしてさらに視野を広げていきましょう。