2019年12月01日(日)
死について
肌寒くなり、心も身体も不安定になりがちなこの時期だからこそ
向き合うのに丁度よいのだと思います。
本日、カフェMikiの看板犬クロちゃんが永眠いたしました。
寂しいことですね。
また、世間では韓国の人気アイドルの自殺が話題にもなっていますね。
振り返れば今年1年も多くの方がお亡くなりになりましたね。
有名人の死や災害や事故による死、他殺も多くありましたね。
『死』とは暗く逃れられない恐怖のように感じている人も多い事でしょうね。
とくにこの現代日本では死はもっとも遠いものという認識が強くあります。
世界でもトップクラスの医療と長寿大国、そして70年以上にわたり戦争をしない国
ただ、陰陽で考えるのならば
陰が死であり、陽が生
陰陽のバランスが崩れることを気が狂うと申します。
死を忘れ遠くにおいやり、生きることに固執した日本人はどうなりましたか?
狂っていますね。
欲がさらなる欲を生み、それでいて命の価値は限りなく低下しました。
現代日本の腐敗は、一説をいえばここにあるのだと思います。
医療が発達すること自体はよい事です。
でもその裏になにがありますか?
戦争をしないことはとてもよいことです。
でもその裏になにがありますか?
最も暗い闇にさす光は、最も明るい光になる
生きているから死ぬのです。
死があるから、もっと強く生きようとするのです。
死を感じ考えることは、けして暗いことではありません。
よく考えてみましょう。