2019年09月03日(火)
『答え』は何処に
『悩み』があるとすれば、それは何処にあるのでしょう?
例えば、自分自身が学校で虐めを受けているとしましょう。
この場合、どこに『悩み』がありますか?
学校や先生や虐めてくる同級生に『悩み』がありますか?
ありませんね。
そこにあるとしたら『問題』があるだけです。
数学の計算と同じなのです。
虐めの悩みでも、仕事の悩みでも、恋愛の悩みでも
自分の目の前にあるものは『悩み』ではなく『問題』なのです。
数学で言うところの、計算式が『問題』であり
それに対する『悩み』は自分にあり、『答え』(解答)も自分の頭の中にあるわけです。
要するに、問題は自分以外の外にある場はあるが、それに対する答えは常に自分のなかにある。
では例に戻りましょう。
問題である学校や先生や同級生と言った問題をはじめからどうにかできていたら
虐めには繋がらなかったのかもしれません。
がそこを根本的に変えられるほど力が貴方にあれば問題にすらならなかったのでしょう。
問題が発生してしまったのであれば、矢張り問題に対する答えを出すべきです。
占いはその答えを出すお手伝いをするものです。
問題に対して一緒に悩み、答えを見つけるためのものです。
占いとはたかだかそれだけのモノです。
その人の人生を大きく変えられるものではありません。
問題を解決してくれるものではありません。
変えていくのは、いつも貴方自身なのです。
一緒に見つけた答えを実行するのは貴方自身なのです。
そこを見誤ってはいけません。
自分をしっかり見てみましょう。
偽りのない眼で自分自身と客観的に向き合ってみましょう。
そこに必要になってくるのが禅です。
またその話もいつか致しましょうね。