2017年02月05日(日)

真実はどこに?

本日は節分明け初めての『三隣亡』ですね。

 

「屋立てあし」「蔵立てあし」とされる日で

建築関係者の大凶日だとされています。

もしかこの日に、棟上げや土起こしなど建築に関することを行えば

文字通り向こう三軒両隣まで亡ぼすとされています。

 

なんと恐ろしい日なのでしょう。

本日、建築に関するご予定がある方は即刻中止し

日取りを改めましょう・・・

 

 

でもね。

実はこの三隣亡、歴史は浅く由来もわかりません。

江戸時代の暦から書き加えられたもので

それも当時は『三隣宝』と書かれており

「屋立てよし」「蔵立てよし」とされる大吉日でありました。

 

暦をつくり販売していた、当時の業者が『よ』を『あ』と

見間違えて書き変えて暦を販売してしまいました。

要するに「よし」を「あし」と書いてしまったわけです。

 

それにより、この日は大吉日から一変、大凶日になってしまいました。

さらに悪い日なのに『宝』という字はおかしいということで

『宝』から『亡』という字に書き換えられました。

 

これで今の『三隣亡』の完成となるわけですね♪

めでたしめでたし

 

 

歴史をみていくと、たまたま間違えたことにより

解釈の仕方が正反対になったり

それにより間違った歴史が真実として伝えられたりすることは

長い人類の歴史をみると、日常茶飯事にあることなのです。

 

偶然の間違いもあれば、さらにそこには人間の欲や意図も入ってきます。

昨日はロッキード事件の始まりの日でしたね。

とんでもない大事件だったのにも関わらず

メディアは黙ったままで、未だに真相や真実を伝えていませんね。

 

真実とはどこにあるのでしょうね?

そして真実にはどれほどの価値があるのでしょうね?

もしかすると、そこには一文の値打もないのかもしれません。

 

皆様も、もう一度身の回りの心の眼で見直してみましょう。

大事なことに気づくことができるかもしれません。

今日はそんな一日にしてみましょう。

この記事を読む

ARCHIVES

LATEST POST

CATEGORY