『北』
今年の漢字が清水寺で発表されましたね。
『北』
はい、私も今年の漢字はこれしかないと思っておりました。
ただ単に、自国民を犠牲にし核開発を続け
これ見よがしにミサイルを乱発している国
そうではなく、もっとこの国と向き合うべきだという意味で
『北』という漢字は、今年だけでなく来年以降も大事な
漢字になることでしょう。
大陸間弾道弾などを見ると、アメリカの技術は世界トップレベルです。
命中確立50%で誤差は100Mと言われています。
日本は専守防衛なのでそのような攻撃を目的としたミサイルはありません。
ですが、日本の誘導ミサイル技術はアメリカの軍人や研究者をも驚愕させる
ものを持っています。
でも、実際は北朝鮮から飛んでくる、ミサイルは撃ち落とせないだろう
という技術者や軍事評論家の意見が多くあります。
アメリカを凌ぐ誘導ミサイルの技術を持っておきながら
現行のミサイル防衛兵器では北朝鮮が作った付け焼刃のミサイルを打ち落とせない
どこか矛盾していませんか?
それはなぜか?
お金がないのです。
日本は毎年、国防費の削減が続いています。
要するに技術を兵器としてモノにすることができないのです。
それどころか開発費用さえままならない状態
このままでは、いずれ北朝鮮はさらなる新型ミサイルを開発し
日本は現行の技術を持ったまま、防衛できずに沈んでいくのかもしれません。
では、なぜ国防費の削減が続いているのでしょう?
それは国防費の増額に対して、日本国民が大きく反対しているからです。
日本国民は、国防費よりも景気の回復だとか社会福祉だとか年金問題だとか・・・
そちらのほうが大事だと言うのです。
戦後70年以上、戦争をしない平和な国日本
これは素晴らしいことです。
でも、日本が戦争を先導しなくても、他国が日本に戦争をしかけてくる
可能性はゼロではないのです。
ミサイルが日本に落下したら、景気だの社会福祉だの年金だの
そんなことを言っていられないと思うんですけどね。
日本人は完全に平和ボケしてしまったのでしょう。
海外のメディアでも日本人の平和ボケは有名になりつつありますしね。
そこを忘れない為にも、今年の漢字
『北』
は大事な意味が含まれていると思います。