2016年10月19日(水)
選択する者
私には自慢できることがいくつかあるのですが
そのうちの一つが、私の周りに集まってくる女性は
みんな美人だということです。
ただ、少々残念なことを言えば、
美人なのに独身で彼氏がいないという人が数名いるんですよね。
一応、こんなんでも占い師をしておりますからね。
それらの女性からは、よく占いを所望されます。
内容は占いというよりも、説教に近いものになるんですがね♪
出会いは奇跡です。
無限にあるわけではありません。
出会いが多い人もいれば、
努力をしても出会いが少ない人もいます。
恋愛や結婚はその有限的な出会いのなかから
選ばないといけないわけですね。
占いを所望される女性は美人ですから、
よってくる男もいますし、現にお付き合いしていた過去もあります。
でも彼女は今現在結婚はしていません。
彼女が言うんです。
「結婚したいのに、何故私は結婚できないんだろう」
それは結婚する気がないからです。
誰が悪いわけでもなく、彼女が悪いのです。
そういうと、彼女が反論します。
「だってお付き合いしていた彼ってね・・・」
いろいろ、お付き合いしていた男の悪い部分が列挙されます。
私から言わせれば、それは言い訳というやつですよね。
彼女は、そんな男と結婚するよりも、
他の男を選んだ方がいいっていう選択をしたわけです。
どちらかを選ぶということは、どちらかを諦めるということです。
誰が選んだわけでもなく、
彼女自身が結婚しない選択をし続けた結果が今現在なのです。
じゃ、悪いと判っている男と結婚すればよかったのでしょうか?
そうです。
今が孤独で寂しいと嘆いているんであれば、
悪い男であっても結婚しておけばよかったのです。
悪い男であっても、お付き合いはしていてお互い愛し合っていたのですから
それに悪い部分をなんとかして、修正することだって出来たかもしれない。
人は学ぶことができるし、成長することができるし、
変化することができる生き物なのですから。
どうにもダメなら、最悪離婚する事だってできます。
彼女はそれをしなかったし、
お付き合いする前から、結婚する前から諦めを選択したわけです。
修正する?ダメなら離婚する?
そんなことは面倒臭かったのかもしれません。
逆に良い男だと思って結婚までして、
それでも上手くいかず離婚する人たちだっているのにね。
自分で踏み出さなければ始まらないのにね。
恋をするなら命を掛けなさい。
人を愛するのに覚悟を決めなさい。
見つめ合い、目合い、心を繋げなさい。
簡単で楽しいだけの恋愛はありませんからね。
それを知らない男も女も今は多いのかもしれませんね。
聖司