2016年10月14日(金)

煉獄

気づけば、10月も中旬で、

 

街はハロウィンの装飾ばかりが目立っておりますね。

 

 

自分が学生の時は、こんなに盛大ではなかったのに、

 

今ではハロウィン当日ともなると

 

警察が出動するほどの大きなお祭りになっていますね。

 

ただ、情報化社会の悪い部分で、

 

流行などの広まりはとても速いのに、

 

それについての起源や意味合いなどは弐の次、参の次と言った感じ

 

 

クリスマスでもイエス・キリストの誕生日以外、

 

何も知らない人は多いのではないでしょうか?

 

ツリーになぜジンジャークッキーをつるすのか?

 

ツリーの天辺の星は何?ラッキーでおめでたいから?

 

なぜ七面鳥の丸焼きを食べるの?

 

まぁまぁ、今日はクリスマスは置いておいて、

 

ハロウィンのお話をちょっとだけしてみましょう。

 

 

ハロウィンもクリスマス同様、

 

基本的にはキリスト教の御祭りですが、

 

カトリックとプロテスタントで別れてきますし、

 

さらに細かい分派、流派によりハロウィンの起源も幾つかでてきます。

 

まぁ、「諸説あり」というやつですね。

 

その中でも有名なものでは・・・

 

天国と地獄の間に『煉獄』という世界があるそうな

 

死んで魂になった人間が天国にいくのに、

 

地獄に落ちるほどでもない多少の罪穢れがある場合

 

煉獄と呼ばれる世界に移され、

 

そこで罪穢れを祓うための苦行(苦痛)を与えられ続ける世界だそうです。

 

ハロウィンはその煉獄と天国を繋いでいる門が開くときであり

 

煉獄で苦しみ続けていた魂が、

 

晴れて天国に行くことができる(かもしれない)目出度い日なわけです。

 

もちろん煉獄にいる全ての魂が天国に行けるわけではないのですがね・・・

 

で、あの世の門が開いてしまうはけですから、

 

この世にはいない異形の者たちが町に溢れかえるということですね。

 

諸説ありますが、この説によると

 

結構重たかったり暗い一面をのぞかせる御祭りだったりもしますね。

 

また哲学的に言うと、『煉獄』=『現世』ではないのか?という説もあります。

 

むむぅ、これまた考えさせられますね(汗

 

仮装して飲んで騒いでる場合ではありませんよねw

 

飲んで騒いでがいけないわけではありませんが、

 

今年は少しだけハロウィンの本当の意味を知って、人生を考えてみるのも大事なのかもしれません。

 

何事も意味を知れば、本質が見えてきますからね。

 

人は何故生きるのか?なぜ恋愛をするのか?なぜ悩むのか?

 

それを知れば、もう少しだけ生きると言うのが楽になるかもしれませんね。

 

 

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