2018年04月28日(土)

平和的解決?

もしかすると、昨日は歴史的な一日になったのかもしれません。

 

ブログ内で政治的なことには、あまり触れないほうがよいと思いますが

これはあくまでも「注意しましょう」ということです。

 

話題と言えば国民的アイドルの不祥事もあるのですが

昨日は南北の平和宣言や朝鮮半島の非核化宣言が行われました。

これについて疑問に思った人が多いのではないでしょうか?

 

北はなぜ核兵器の開発をしたのでしょう?

それも開発したばかりの核兵器を使用することなく、すぐに廃棄するような宣言

大金を費やし、国民を飢えさせ、ほかの国から批難や経済制裁を受けつつも作り上げた核兵器ですよ。

それを何故?と思った人は多いのではないでしょうか?

 

そこには北の綿密に組まれた計画があります。

北朝鮮の建国の父である金日成主席は、ロシアの軍人であることは皆さんご存知の通りです。

また現在の韓国の大統領は北朝鮮出身者で、現在でも祖父母やご親戚は北朝鮮に滞在しています。

ロシアを含め中国にとっての敵はアメリカであり、韓国に駐屯している在韓米軍は

アジアを支配するうえで、とても厄介な存在なわけです。

ですから在韓米軍を撤退させたいというのがロシアと中国の考えです。

ロシアの考え=北朝鮮の考えとも言えます。

 

そこで在韓米軍を撤退させるためのカードが必要でした。

北朝鮮は当初より言っていました。

「アメリカの攻撃から身を守るために、核兵器の開発と武装をする」と

 

在韓米軍とは南北戦争の仲介役のために派遣されたものですし

もしか有事の際は在韓米軍が韓国軍の支援をおこない一緒に戦うよ、ということですよね。

でも今回は南北ともに平和的解決を望み、これ以上攻撃的な行為はしないという宣言をしました。

それに伴い朝鮮半島の非核化の宣言も行ったわけです。

 

そこでひとつ語られていないことがあります。

北朝鮮も非核化というカードを切る以上、何かを要求してきます。

それが在韓米軍の撤退です。

 

南北共にもう喧嘩をしないわけだから、在韓米軍は必要ないですよね。

在韓米軍が退けば、アメリカからの攻撃の心配もなくなるわけだから

安心して核兵器を廃棄できますよね。

これが北朝鮮の主張です。

 

もしかトランプ大統領が在韓米軍を退かないとなれば、非核化はできないという大義名分が立ちます。

そうなればトランプ大統領は南北の平和的統一を邪魔する者として扱われることになるでしょう。

もしか、非核化と共に在韓米軍を退いたとしたら、韓国、北朝鮮を含めロシア、中国の勢いは増し

日本は四面楚歌となるでしょう。

竹島や北方領土の問題、拉致被害者の問題、従軍慰安婦の問題などなど

いま抱えている問題の解決は絶望的になることでしょうし、経済的な打撃も深刻なものになるでしょう。

 

昨日の南北の平和的会談を見て、喜んでいた日本のニュースキャスターもいましたが

私は背筋が凍るほどの恐怖を感じました。

私の考えすぎならば、それに越したことはないのですが

皆様も今後の成り行きを注視ししていきましょう。

何をどう注意したり対策をするべきかは、なかなか分かり難いかもしれませんが

ミサイルが日本に飛んでくることはないでしょう。

それよりも経済的な影響が大きくでるのではないかと考えています。

株式やFXなどの投資を行っている人たちは、とくに注意が必要かもしれませんね。

 

日本だけの平和を望むわけではありませんが

日本がいつも通り穏やかでありますように願うばかりであります。

 

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