プレゼント
３月と言えばホワイトデーですね。
バレンタインでプレゼントをいただいた方々
ちゃんとお返しは考えていますか？
たとえ高価なものではなくても、その人を想うことが大事です。
プレゼントで有名なお話があります。
自分のおばあちゃんに、いつまでも健康で長生きしてほしい
と考えた孫が、おばあちゃんのことを想いスニーカーをプレゼントしたそうです。
おばあちゃんは、そのプレゼントにすごく喜び
早速、スニーカーを履き隣町の友人宅に自慢しに行くことにしました。
友人の自宅に到着し、ひとしきり自慢話とお茶を楽しんで
帰宅しようとしたとき、おばあちゃんは気づきました。
「ここまで来たんだし、さらに隣の町の〇〇さんにも自慢しに行こう」
「もしか疲れて歩けなくなったら、タクシーやバスで帰ればいいんだし」
と、おばあちゃんは猛然と歩き始めました。
そして無事に友人宅に到着、その日は食事をいただき
時間も遅かったので一泊させてもらい、帰宅することにしました。
次の日の朝、おばあちゃんはまたしても気づきます。
「ここまで来たんだし、もう少し歩けば観光名所の橋がある」
「せっかくだから、それを見て帰りましょ」
おばあちゃんは観光名所の橋に到着
そうすると、またまた気づいてしまいます・・・
そんなことを続けて歩いているうちに、おばあちゃんの旅は
アメリカ大陸の半分を歩きぬく長旅に
そして、徐々にその話が噂話として広がり、マスコミも動き始めます。
大陸を横断し終わるころにはいつの間にか
おばあちゃんの旅のゴールとして大きなアーチが設置され
噂を聞きつけた人々やマスコミが大勢集まり
ゴール当日にはお祭り騒ぎになっていました。
とうとうアメリカ大陸を歩いて横断してしまった、おばあちゃんに
マスコミがマイクを傾けます。
マスコミ：「なぜ、歩いて大陸を横断しようとしたのですか？」
おばあちゃん：「いえいえ、私はただ孫にもらったスニーカーが嬉しかっただけなんです」
プレゼントはおばあちゃんを超有名人に変え
その後の人生まで変えてしまう大きなものになりました。
貴方も彼女へのお返しを、少し考えてみましょう。
これを送ったら、彼女はどう思うだろう？
何かに気づくだろうか？彼女のためになるだろうか？
プレゼントしたときの相手の顔を思い浮かべながら
考えてみましょうね。
