外の喧騒を離れて。ハロウィン発祥の地に学ぶ「おうちで育む秋の節目と開運の過ごし方」
こんにちは!占い師の聖司です。
10月31日はハロウィンですね。 ここ数年、各地での集会や路上での仮装イベントへの規制が強まり、「以前のように外で騒ぐイベント」から「もっと自分らしく、落ち着いて楽しむイベント」へとシフトしているのを感じている方も多いのではないでしょうか。
「ハロウィン=賑やかな仮装パーティー」というイメージが強い日本ですが、実はハロウィン発祥の地(アイルランドをはじめとするケルト文化圏)では、全く異なる穏やかで神秘的な時間が流れています。
今回は、街に出て騒ぐのではなく、ご自宅で静かに秋の深まりを感じ、新しい運気をつかむための「発祥地に学ぶ、家庭でのハロウィンの楽しみ方」をご紹介します。
1. ハロウィンは「1年の終わり」と「運気の境目」
ケルトの古い暦において、10月31日は「1年の終わり(大晦日)」であり、「夏の終わりと冬の始まり」を意味する大切な節目(サウィン祭)でした。
この夜は、この世と異界を隔てる境界線が最も薄くなる日。 日本でいう「お盆」と「大晦日」と「秋の収穫祭」が一度にやってくるような、とても特別な夜なのです。
昔の人々は、帰ってくるご先祖の霊を温かく迎え、同時に忍び込む悪霊を遠ざけながら、家族で新しい年を迎える準備をしていました。
2. ご自宅でできる「伝統的な楽しみ方」
外へ出かけなくても、お部屋の中で季節の節目を祝い、運気を整えるヒントがたくさんあります。
① 一皿多く並べる「ご先祖様へのおもてなし」
発祥地ではこの夜、夕食の食卓にご先祖様のために「一皿多く」料理や飲み物を盛りつける習わしがありました。 過ぎ去った季節や今ある環境、そして繋いでくれた命に感謝を込め、ご先祖様と一緒に食事を楽しむ気持ちで食卓を囲んでみるのはいかがでしょうか。家の中の気がすっと整う素晴らしい時間になります。
② カブやカボチャで「魔除けの灯り」を
ジャック・オー・ランタンの原点は、実はカボチャではなく「カブ」でした。 硬い根菜に顔を彫り、中に小さなロウソクを灯して玄関や窓辺に置くことで、家に不浄な気が入るのを防ぐ「魔除け」としていたのです。 小さなカボチャやカブを使って灯りをともし、お部屋のエネルギーをクリアにリセットしてみるのもおすすめです。
③ 運を占う伝統パン「バームブレック」を楽しむ
アイルランドでは、ドライフルーツと紅茶を練り込んだ「バームブレック」という伝統のフルーツケーキを切り分けて食べます。
生地の中に「指輪(良縁)」や「コイン(金運)」などを仕込んで焼き上げ、自分が選んだピースに何が入っているかで一年の運勢を占うという、楽しくもちょっとドキドキする風習です。
ご家庭でも、焼き菓子やパンの中にナッツや小さなチャーム(誤飲に注意しながら)を忍ばせて、「一年の運試し」として楽しんでみるのも一興です。
3. 心を整え、新しいサイクルを迎える夜に
外の喧騒から少し離れ、お部屋の照明を少し落としてロウソクを灯してみる。 温かいお茶や収穫の恵みをいただきながら、これまでの1年間を振り返り、これから始まる冬の季節に向けた「自分自身の目標」に思いを馳せてみる。
これこそが、古代から続くハロウィンの本来の姿です。
時代の変化とともに、ハロウィンの過ごし方も「外で魅せるもの」から「内で整えるもの」へと原点回帰しているのかもしれません。
今夜はぜひ、ご自宅でゆったりと「季節の境目」のエネルギーを感じながら、心豊かにお過ごしくださいね。